肩腱板断裂(その8)装具が外れました

健康

6月1日、名医の診察がある日です。
開口一番「じゃ〜、装具外してみましょう」。
「え!先生いいんですか?」
「ええ。もうお約束の6週間が経ちますので、それともまだしていますか?(笑)」
「いいえ!はい分かりました。では」といって、恐る恐る外したんです。
そして、名医が両手を水平に上げてとか上に上げてとかいわれるんですが手術した方は、水平にも上がらないんですね。
肘を曲げて漸く耳あたりに手のひらが届くんです。
名医からは、最初はそんなものです。といわれて安心しました。

リハビリの理学療法士のお姉さんからは、装具が外れたことから再断裂しないように可動域を自分で広げるリハビリ方法を教えていただきました。

装具が外れる前は、装具を外して理学療法士のお姉さんになされるままにリハビリを行なって頂いていました。例えが悪いですが、街中にあるマッサージ屋さんでやって頂いている状態です。
一日中装着しているのをリハビリの時だけは外せて、マッサージしてくれるのですから、週に2回と言わずと1日置きにでもリハビリに来たいと理学療法士のお姉さんに言ったんですが、名医から理学療法士の負担が大きいから週2回にして下さいと云われてしまいました。

装具固定が外れてからは、週1回のリハビリとなりました。
車は、6月2日から運転してよいといわれました。名医にハンドル握る格好してみて下さい、っていわれて自分の運転スタイルをすると名医から運転していいとなったんです。なんとか、ハンドル持てそうだし、ギアチェンジも出来るのなら運転していいといわれるんで、運転しましたが、最初ギアチェンジ(勿論、オートマです)で腕を伸ばすのが怖かったです。また、エアコンやラジオのスイッチも腕が伸びず、操作が出来ませんでした。

装具が外れてから12週目までは、手をついたり、物を持ったりするのを禁止されました。
物を持つ場合、ペットボトル500mlが限界だと理学療法士のお姉さんに釘を刺されました。

日常生活において、布団から出る時など左手をつく動作は行わないように心掛けました。職場で重いキングファイルなどを持つときは、右手だけで持つようにして左手は添えるだけを心掛けました。

昼食は食堂を利用していません。普通両手で持つトレー、右手だけで持つのに耐えれず、左手を伸ばしておかずの小鉢も取れないからです。昼食は、コンビニでおにぎりとカップヨーグルトを買って来て、自席で済ませています。

朝、布団から出た時に肩の付け根が痛かったりしたときは、夜中になにか肩に悪い動作をしたかな?痛みがいつまでも続いたら再断裂してるといわれたので、日中ずーと痛いときは再断裂してないかな、と不安になったりしました。

手術後、3ヶ月が経った頃に肩のMRIを撮って頂いたんです。
名医は、写真をみて術後の経過は順調に来てますねという。
文字通り肩の荷がどっと下りました。この3ヶ月間、名医からも理学療法士のお姉さんからも再断裂は10〜20%の確率で発生するといわれていましたから。
装具が外れて2日間以上、肩の痛みが取れない時に再断裂している可能性が高いとリハビリのお姉さんは言っていました。
MRIで一部分白い箇所があるもののそれは、水が溜まってて時間の経過と共に消えていくとのこと。
また、水が溜まっている事で痛みが出るとのこと。

再断裂がなく順調だといわれ、今後も再断裂を起こさないようにするために名医に、これからはどんなことに気をつけたらいいですか?
こんな行為はやってはいけない、という動作はありますか?と聞いたら

①机などを両手で持ち上げようとする動作。

②鍬などを振り上げ、振り下ろす動作。

は、やらないようにといわれました。
瞬間的に力を出す行為がNGのようです。

あと手術した側の手のひらがむくむのでリハビリのお姉さんに聞くと、まめに手のひらを反対の指でマッサージして下さいとのこと。肘から指先までは大いに動かして下さいともいわれました。

6週間も腕を吊っていましたからまだ、筋力も以前のように戻って来ていないので無理をせず、疲れたら休み休み腕を動かして下さいともいわれていました。また動作には反動をつけず、とにかく無理をせず術後6ヶ月を目処にリハビリをして下さいともいわれました。

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68歳。電気メーカーを60歳定年で退職。その後、年金事務所に約5年勤務。令和2年4月から会計年度任用職員として地元自治体(県)に勤務。令和5年4月から期せずして無職になるも7月から市役所の会計年度任用職員に。この歳になっても如何に生きるべきか、人生をさまよっているシニアの日常を見てやって下さい。(2023年7月1日現在)

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