肩腱板断裂(その5)首に刺さった麻酔は強烈!

健康

手術翌日からほぼ1週間、病室で様子を診ることになりました。

手術直後に麻酔科の医師でしょうか。手術した指を反対側の手で触れますか?と聞かれたが、触ることが出来なかった。右手で手術した指に触ろうとするのだけど、空を掴むだけなのです。それほど麻酔が強烈に効いていました。

肩の骨に腱を縫い付けているのですから、麻酔が切れたら相当痛いはずです。でも、全身麻酔が切れても痛く無いのです。手術した肩側の首筋に麻酔針が刺さっていて首から下げた黄色いメッシュ状の袋の中に麻酔薬を入れたゴムのバルーン(風船)があるんです。ゴムの縮まる力で薬液が少しずつ首の針から入っていくようになってるんです。
なんかすごい原始的な仕組みなんです。もし、どうしても痛かったらバルーンと針の中程のチューブに液だまりがあって、それを手で押してやれば麻酔薬の量を多くすることが出来るそうです。私は、1回だけ看護師さんに押してもらいました。

麻酔薬のせいで指の感覚が小指から親指にかけてありません。小指は、まだ感覚があるんですが、親指に至っては、全くありません。
あまり、麻酔をかけ続けていると指にも悪影響があるだろうと名医が病室に来た時(術後3日目)に「痛くも無いのに麻酔をかけ続けるのは良く無いんじゃないでしょうか?」と素人の自分が名医に聞いたら、ニッコリ笑って「麻酔を止めることも出来ますよ。どんな感じかみてみますか?」と言って病室を後にされ、程なくして看護師が来て、麻酔止めたんです。

そしたら、15〜25分ほど経ってからでしょうか。
腕を地面に引っ張られるような猛烈な痛みが走り、我慢できないんです!
直ぐにナースコールです。
麻酔薬を流してもらいました。麻酔が効いていないとこんな痛みを感じるんだと怖くなったものです。
それもあり、術後4日目で麻酔を止めるところを6日目に止めてもらいました。


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68歳。電気メーカーを60歳定年で退職。その後、年金事務所に約5年勤務。令和2年4月から会計年度任用職員として地元自治体(県)に勤務。令和5年4月から期せずして無職になるも7月から市役所の会計年度任用職員に。この歳になっても如何に生きるべきか、人生をさまよっているシニアの日常を見てやって下さい。(2023年7月1日現在)

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