人との関わりが独りよがりの考えを正してくれる

日々思う事

コロナ禍で人と会って話をすることが減りました。
コロナ流行当初は、大勢の人が集まる地区行事(地区運動会、春秋祭り、地区集会、壮年会等)の煩わしさが無くていいなと思ったものです。一方、勤め先の忘新年会や歓送迎会が無くなったのは、残念でしたが・・・。

しかし、これが2年以上も続くと同じ地域に暮らしながら、仕事が地元から離れているせいもあり、地域の方と挨拶をすることもありません。
こうなると人恋しくなり、自分の思い・考えを他の人に伝えたい、皆さんの思っている事・考えていること、近所の知らない出来事も聞いてみたい。顔を合わせて飲食しながら共に楽しい時間を過ごしたいと思うようになってきました。

人は、一人では生きて行けないとはよく言ったものです。

人との交わりが無いと自分は、普通の思考回路を保っているのか不安になる時があります。自分に都合の良い情報ばかりを受け入れ、都合の悪い情報を受け付けない事による思考の偏り、それが生じているのではないか。

人と面と向かって話し合う機会を持てば、そんなこともなくなるのでしょうに・・・。

勤めに出る事で社会との関わりは持てていると思うのですが、それ以外では、病院や日常品購入でスーパー等への買い出しに行くだけです。それ以外は家から出る事なく、友人、知人、地域の方が集まる機会も無く家で独り、色々と思考をめぐらしているだけです。

ごく親しい方とラインでちょっとした情報交換をしていますが、所詮スマホ上のやり取りでお互いの深い思いを伝えあうことは出来ません。

家では、カミさんとたわいもない会話で思考の回路をなんとか平常に保つことが出来ているのだろうと思います。

カミさんから「あなたの云っている事、変じゃない?」と言われたことがありませんから、思考回路は、普通なのでしょう。

あとは、たまに孫と一緒に帰ってくる娘との会話が社会との繋がりでしょうか。でも、やはり地区の方々との会話は必要でしょうね。

早くコロナが収まり、かつての日常が戻って来てほしいものです。

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69歳。電気メーカーを60歳定年で退職。その後、年金事務所に約5年勤務。令和2年4月から会計年度任用職員として地元自治体(県)に勤務。令和5年4月から期せずして無職になるも7月から市役所の会計年度任用職員に。この歳になっても如何に生きるべきか、人生をさまよっているシニアの日常を見てやって下さい。(2024年9月1日現在)

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