お歳暮、送らなくっちゃ

季節

今は、昔ほどお歳暮を贈ることがなくなりました。オヤジがいた頃は「会社の上司には、お歳暮、中元は送るものだ」と言われるままに送っていた時もありました。

その時には、送った成果があったのかどうかわかりませんが、今時は情実で人事が左右される世の中でも無いですから、そのうち送らなくなりました。

今は、お世話になっている親類や娘の嫁ぎ先の親元に贈るくらいです。それさえ、カミさんに「もう、遅いくらいだけど贈らないの?」と急かされて、勤め先近くのデパートでまとめて依頼しました。

デパートの配送係のお姉さんから「お届けは12月21日以降になります」と言われ、もっと早くなりませんか?とお願いするも「今、混んでいますので、この日以降になります」という。

でも「クリスマス前のお届けになりますから、クリスマスには皆さんで喜んで食べて頂けますよ」という。確かにそうですね、クリスマス過ぎの慌ただしい時に届くよりもいいか、と思い直し、21日お届けにしてもらった。

21日、仕事を終え夕食前と夕食後にお歳暮を送った親戚二家族からお礼の電話があった。
いいタイミングで、送ったのかもしれない。デパートの店員さん、商売上手です。

自分は、お歳暮を貰ったら嬉しいよりも先に「ああ〜、お返しをどうしよう」と頭をよぎり、取り敢えずお礼の電話をして、お年賀または寒中御見舞を贈ることになります。

お歳暮、中元に消極的なのは、オヤジさんがいた時に送っていた習慣が、思い出されるからなんでしょうか。でも、送ってお礼の電話貰うと嬉しいですね。

※「送る」「贈る」は、意図的に使い分けています。



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69歳。電気メーカーを60歳定年で退職。その後、年金事務所に約5年勤務。令和2年4月から会計年度任用職員として地元自治体(県)に勤務。令和5年4月から期せずして無職になるも7月から市役所の会計年度任用職員に。この歳になっても如何に生きるべきか、人生をさまよっているシニアの日常を見てやって下さい。(2024年9月1日現在)

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