死ねばそれまで

今日の出来事

先日、高校の同級生で、たまに連絡を取り合っていた友人から電話があった。固定電話にだったので誰かと警戒して話したが、どこかで聞いたことのある声、Tの声に似ているなぁと思いながら聞いているとやはりそうだった。普通だったら、家にいない平日のお昼に電話して来ている。携帯の番号も何度か変えているので、昔から変わっていない固定電話に掛けて来たようだ。
話は、高校の時の同級生のNが亡くなったという。この若さで亡くなるってなんて。聞けば、晩酌時に喉につまみを詰まらせて亡くなったという。
夕方、Tともう一人の友人であるAと3人で弔いに行った。棺に納められたNの顔は、高校の時にNの家で見た親父さんそっくりだった。それだけ年老いた感じに思えた。
そして、自分は思った。彼の人生はなんだったのか。後悔もする間もなく不本意な死に方だったのでは無いだろうか。悔いはなかったのだろうか。今までのいろんな積み重ねは亡くなった途端に終わってしまうと、儚いものだなと、、、。
3人で帰る道すがらAが「自分らもいつ死ぬか分からない!悔いのないように生きようぜ!」という。確かに、明日はどうなるか誰にも分からない、自分も今を有意義に過ごしたいと思った1日だった。

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69歳。電気メーカーを60歳定年で退職。その後、年金事務所に約5年勤務。令和2年4月から会計年度任用職員として地元自治体(県)に勤務。令和5年4月から期せずして無職になるも7月から市役所の会計年度任用職員に。この歳になっても如何に生きるべきか、人生をさまよっているシニアの日常を見てやって下さい。(2024年9月1日現在)

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